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勤怠・労務

残業を減らしたい運送会社が最初に確認する業務|運転時間だけ見ても減らない理由

トラックドライバーの残業を、運転・荷待ち・荷役・点呼・事務作業に分解し、改善の優先順位を整理します。

残業時間だけを見ても原因は分からない

同じ2時間の残業でも、渋滞、荷待ち、荷役、配車変更、帰庫後の事務では対策が違います。まず1日の拘束時間を工程別に分けます。

改善基準告示の数字を「月末チェック」にしない

2024年4月適用の改善基準告示では、トラック運転者の拘束時間は原則年3,300時間・月284時間以内、休息期間は継続11時間を与えるよう努めることを基本とし9時間を下回らないことなどが定められています。超えそうになってから調整するのではなく、日々の見込みを把握する必要があります。

荷待ち・荷役を分ける

2025年度の国交省調査では荷待ち・荷役等時間は1運行平均2時間2分でした。荷待ちは配車・荷主協議、荷役は作業方法・附帯業務の見直しなど、改善先が異なります。

帰庫後の15分・30分も積み上がる

紙の日報、伝票整理、翌日確認が毎日30分なら、20勤務日で10時間です。運転時間に比べ小さく見える作業ほど、全員分を合計すると大きくなります。

特定ドライバーへの偏りを見る

平均残業だけでは、難しいコースを任される人の負担を隠します。個人別・コース別・荷主別に見て、偏りを配車で直せるか確認します。

勤怠システムだけでは残業は減らない

正確な勤怠把握は必要ですが、原因が荷待ちなら荷主協議、配車なら配車改善が必要です。勤怠データを改善行動につなげるところまで設計します。

参考にした公的情報

制度・数値に関する記述は、以下の公的資料を確認して作成しています。

※制度や基準は改正される場合があります。実務判断では必ず最新の公的情報をご確認ください。

NEXT ACTION

自社の課題を整理してから、必要な対策を選ぶ

最初から製品を決めず、現在の負担がどこにあるかを確認してください。

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